バンドマンからみたTOKIOのライブDVD【5AHEAD編】
どーも。ほしのりです。
今日の福岡は昨日に引き続き涼しいですね。
エアコンいらないもん。
今日はバンドの練習がありまして。
来週土曜日のライブにむけて、調整が進んでいます。
本番を想像しながらあれやこれや試して話し合って進めるのって楽しいのよね。
今回はそんなことをTOKIOもやったであろう、ライブDVDについて語るシリーズの第1回目です。
バンドマンからみたTOKIOのライブDVD【5AHEAD編】
- はじめに
- 1 HEY! Mr.SAMPLIING MAN
- 2 DR
- 3 うさわのキッス
- 4 どいつもこいつも
- 5 花唄
- 6 あたってくだけろ!
- 7 Baby Blue
- 8 Sugarless LOVE
- 9 ひとりぼっちのハブラシ
- 10 COME ON
- 11 メッセージ
- 12 Only One Song
- 13 T2
- 14 カンパイ‼
- 15 Symphonic
- 16 36℃
- 17 JUMBO
- まとめ
はじめに
ということでシリーズスタートです。
まずはじめにこのツアーの概要をご紹介。
2002年の2月1日~3月31日に渡って国内12カ所と台湾を周ったTOKIO LIVE TOUR 2002 5 AHEAD。
アルバム5AHEADを引っ提げてのツアーで、5AHEADの収録曲を中心に演奏されている。
1曲まるまるダンスが収録されているのは2018年時点ではこのDVDが最後となっている。
では、それぞれの見どころをご紹介します。
(以下、敬称略にて失礼いたします。)
1 HEY! Mr.SAMPLIING MAN
1曲目にこの曲を持って来られたら嫌でもテンション上がりますよね。
オープニング時はメンバーは2列に並んでいるんですね。
前列左からKey、Gt&Vo、Dr。後列は段が上がり、高いところにGt、Ba。
普通、ドラムとかキーボードは後ろになることが多いですが、メンバー全員が見えるような配置になっているのはジャニーズらしさだと思います。
この曲ではギターの二人もベースも全員レスポール使用という珍しい編成。ベースのレスポールがそもそも珍しいというのは黙っておこう
しかも全員ギブソンですね。こういう組み合わせもありだなと思いました。
2 DR
ここで長瀬がギターを置きボーカルのみになります。
この当時はやはりギター置いたほうが歌に安定感がありますね。
2曲目からステージセットが移動したり、キーボードブース、ドラムセットの台が上にせり上がるなどという仕掛けは普通のバンドのライブではあまり見られない特徴だと思います。
3 うさわのキッス
最初に思ったのは山口ちゃんと弾けてる!(LIVE TOUR1718参照)←
そして、いつの間にか長瀬の衣装が変わるという。
早着替えもジャニーズのお家芸でしたね。
みんなでイェイイェイ言ったり、ライブ用に若干アレンジが加わっていたりとライブ感を存分に感じられる良い構成だなと思いました。
4 どいつもこいつも
松岡のドラムソロのリズムに城島のギター、山口のベース、国分のキーボードが徐々に加わっていくというバンドのメンバー紹介らしい始まり方。
ここで城島はギターがレスポールからシルエットに変更、国分はブースからショルキーに変更となる。
中央にせり出したステージで飛び跳ねまわる、踊る長瀬、国分の2人は見ていて楽しいですね。
そしてこの曲ではバックダンサーを務めるMAがボーカルを歌うパートもあり、普通のバンドプラスアルファがここでも見られる。
5 花唄
ここで長瀬は再びギターを持つ。国分もブースに戻る。
この曲では長瀬はフェンダーのストラトキャスター。城島は同じくフェンダーのテレキャスターに変わる。チャキチャキ音の明るい感じの音作りは良い。
2番カットでの演奏となるがしっかりとバンドらしさが出ており、これが20周年ライブまで演奏され続ける理由の一つなのかな、とか考えてみたりもしました。
6 あたってくだけろ!
雷の演出からのイントロ始まりは普通にカッコいい。
城島はギブソンのレスポールに変更。ただし1曲目と異なり赤の個体。
個人的に以外だったのは国分のキーボードの音色が前半はピアノ系のすっきりした音色を使っていたこと。最初からオルガン全開かと思ってました。
でもギターがギンギンに歪んでる中でかえって目立つので面白いなと思いました。
7 Baby Blue
アコースティック的なアレンジで最初は山口ひとりがステージへ。
ここではベースは弾かずにボーカルに専念する。1番のサビからはアコギを弾く城島がコーラスで参加。
こういうシーンは以前は普通だったのだろうけど、ここ10年以内くらいでライブに行くようになった僕としてはかなり新鮮でした。
やっぱ山口歌うめえな。
8 Sugarless LOVE
ギターを持った長瀬がイントロを弾くのだが、これがめちゃくちゃカッコいい。
ザ・ロックスター。(語彙力)
ここでは松岡のダンスパートとなるが、サーチライトを使用した演出が圧巻。
全曲通して踊り続ける松岡にジャニーズを感じました←
歌に多少のブレがあるけど、あれだけ踊りながら歌うのはすごい。
そして終わりのステージの降り方というか国分への引継ぎはさすが。
9 ひとりぼっちのハブラシ
桜庭裕一郎 降臨。
演奏は全部国分のピアノソロというシンプルながらしっかり聴かせる構成は個人的に大好きです。
5AHEADのアルバムに収録されるバージョンでの演奏で、個人的には元の曲より好きですね。
最後の投げキッスの嵐、ジャニーズや…←
10 COME ON
ここでメンバー全員がステージに揃う。
冒頭、松岡のドラム、国分のキーボードで雰囲気をがらっと変え、途中から城島、山口、長瀬が登場という早着替えのスタイル。
城島、山口、長瀬はせり出たステージへ進み、センターで演奏をする。
ステージ自体もかなりの高さまで上がり、回転するという近年のTOKIOのステージにはない演出とお金のかけ方をしている←
長瀬はボーカル、城島はサンバーストのシルエット、というこのライブの基本スタイルでの演奏。
11 メッセージ
演奏スタイルはそのまま継続だが城島は白のシルエットに変更する。
この曲ではどんどん観客を煽っていくスタイル。その場にいたら絶対テンションが上がる盛り上げ方。
長瀬は男性の観客にマイクで歌わせてるしw
やってもらった側は一生の思い出だろうな。うらやましい。
城島の膝立ちギターソロは圧巻。普通にカッコいい。
12 Only One Song
曲頭のサビ部分では全員で演奏するが1番Aメロからメンバーが交代でダンスをするというTOKIOくらいしかできない荒業をする曲。
国分・山口→城島・長瀬というような感じで初めて見たときは最初状況が読めんかった。
…さっきまで弾いてたよな?みたいな感じでした。
でも、そんなことより気になるのはやたらふわっふわの衣装。何これ?当時はカッコよかったんでしょうか…?
13 T2
冒頭の城島の寸劇から始まる。
その間にメンバーは着替えをするというある種これもジャニーズらしさなのかな。
曲本編が始まるととにかくメンバーが走り回る。まあ、嫌でもテンション上がるよね。
14 カンパイ‼
これだけ盛り上がるのに近年はほとんど演奏されなかったのは勿体無さ過ぎると思う曲。
SONIC DRIVE!という鉄板曲が出来たというのはあるかな。
個人的には数あるTOKIOの曲の中でもトップクラスにギターソロが好きな曲なのでまた演ってほしいなと思ってます。
山口のボーカルが後半で入るのもいいよね。
15 Symphonic
近年でもライブの定番曲となっているまさに「ライブ映え」なこの曲。
この曲では城島はテレキャスターを使用。あまり城島がテレキャスターを使うイメージが無いですが、僕の中ではSymphonicではテレキャスターというイメージがある珍しい1曲です。(20thツアーではスローバーだったけどね)
ただし、本編の最後に持ってくるというのは今ではあり得ないですね。
最近のライブではストリングスの生演奏が同期の代わりに入ることが多いので、そっちを見てからだと良くも悪くもまとまっているイメージを受ける。
16 36℃
この曲が演奏曲でなかったのは正直以外でした。
アコギが全面に出てるので、アコースティック編成で弾くイメージが勝手にあったので映像で全員で楽器を持たずに歌ってるのを見てたらだんだんTOKIOに見えなくなってくる不思議…。
あらためて僕個人の中では「バンド」としてのTOKIOのイメージが強いんだなって感じました。
アンコールのラストがこんなにしっとりというのも近年ではあまりないスタイルですね。
そして、最後のステージの去り際、この当時は「Forever TOKIO」だったんですね。この映像で初めて知りました。
17 JUMBO
やっぱりTOKIOのライブはしっとりとは終わらないですよね。
山口が、松岡が脱ぐ。長瀬が上半身シャツ羽織るだけってのは若いからですよね。近年ではあんまりやらなくなったやつです。
この当時はスタッフがステージ後方で飛び跳ねてるってのもいいですよね。スタッフさん含めみんなでライブを作ってるんだなってイメージができますよね。
こういうのまたやってくれてもいいと思うのに。
ライブってやっぱりメンバーだけではできないですからね。
まとめ
このライブを全体的に振り返ると
・音源の同期(裏で音源を流す)曲が多い
・山口、城島のマイクがヘッドセット。固定の立ち位置がない。
・長瀬と他のメンバーがやたら顔近づけるシーンが多いw
・ダンス曲がちょいちょいある
といった具合でしょうか。
やはり、近年のものとは全く違うライブですね。
アイドルらしさがある。若い。リーダー32歳だしねw
でも、この当時のTOKIOライブも生で見て見たかったなと素直に思いました。
当時の雰囲気も感じたいし、生で聞いたことない曲も沢山ある。ずっとCDだけ聞いてたんじゃわかんなかったこともDVD見て分かったりとかいろんな発見があるなと感じたわけですよ。
他のバンドのライブと違うからこそ学べることも沢山あるのかなと思いました。
では、次回の更新もお楽しみに。
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