ほしのりの思うまま

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男から見るTOKIOの魅力④~J-Storm時代~

どーも!ほしのりです。

 

今日は仕事おわりでバンドのメンバーと食事に行っていきました。

楽器は全く持たずにただあれやこれや駄弁るだけでしたが、いろいろ勉強になることがあったり、これからあんなことやりたい、こんなことやりたいなど夢が広がる話で盛り上がりました。

 

敢えて楽器をもたずに、スタジオにも入らずにメシだけだったからこそ普段できない話もできたのかな、と思わぬ収穫を得たような気分です。

 

さて、今日は連続企画の最終回、バンド期のTOKIOについてです。

今回が初めてご覧になる方、ぜひ過去の記事もご覧くださいね。

 

 

www.hooshinori.net

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バンド期のTOKIOについて

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今回は2008年~現在にかけてのTOKIOについてです。
一番最近の内容ですので知っている内容も多くなるかもしれませんが僕の思いの丈をぜひ聞いてください(笑)

この時期のTOKIOは、現在に近づくほどバンド活動よりかはバラエティなどテレビの仕事が多くなります。
そのため、この時期にようやくライブに参戦できるようになった僕は非常に歯がゆい思いをします。

 

こうなった理由としては、山口の「ZIP」、国分の「ビビット」など、朝の生番組や帯番組が増えたこと、鉄腕DASHでもDASH村からDASH島へ変わったことなどによる音楽に割ける時間の減少というのが大きいのかな、と思います。

 

また、それ以外にも、昨日も触れましたがCDセールスの悪さも少なからず影響していると思われます。

 

この時期のTOKIOは以下のような特徴が挙げられると思います。

 

・バンドサウンドの成熟
・メンバー作詞作曲の本格化
・ライブパフォーマンスの進化

 

過去2回はメンバーと同じ5つの特徴を挙げましたが、今回はそれぞれをじっくり語りたいので敢えて3つに絞ります。

 

・バンドサウンドの成熟


これは誰もが認める点ではないでしょうか。

 

デビュー当時はボーカル専門(たまにタンバリン)だった長瀬のギターボーカルはもはや当たり前になりつつあります。
あんなに多かったコーラスも今や必要最低限。「音を聴かせる」ための変化ではないでしょうか。

 

また、これは3つ目のパフォーマンスの項目にも絡んでくる話ですが、楽器の変化もこの時期のポイントの1つだと思います。

 

例えば、分かりやすい例で言えば、山口のベース。デビュー以来Gibsonレスポールベースを使用していました。
それが、この頃(2008年頃)から5弦ベース(Sadowsky NYC 5-stringsと思われる)に変わりました。

 

僕は普段バンドでベースを弾いていますが、4弦から5弦への変更により、低音の音域がぐっと広がるんですね。
レギュラーチューニング(通常の音設定)の場合、4弦だとE(ミ)までしか出ないが、5弦になると更に低いB(シ)の音まで出すことが可能になります。
これにより、バンドサウンドとしての厚みや音の重厚感が出やすくなります。

 

また、2015年発表の「東京ドライブ」では普段指弾きでベースを弾くことがほとんどの山口がピック弾きで演奏するシーンが見られるなど、バンドとしての新たな挑戦が続いていることが見て取れます。
(ちなみにこの山口の指弾き→ピック弾きに変えたことについては「アナログテレビが地デジに変わるような衝撃」とテレビの取材で語っている)


また、この東京ドライブでは、2008年頃から一貫して使用していた5弦ベースではなく旧来の4弦ベース(レスポールベース)を使用するなど、近年としては非常に珍しいプレイスタイルを見せていました。

 

ライブで生で見られることを楽しみにしていただけに脱退が非常に悔やまれます。

 

もちろん、山口以外にも長瀬、城島のギターについても10年前と現在とではかなり機材のラインナップに違いがあります。
そういった観点でライブDVDを見るもの面白いですね。

 

バンドサウンドを体感するおすすめ曲はこれ
東京ドライブ(2015年) 収録:50thシングル

 

上記の通りです。バンドサウンドもそうですが、個人的にベーシスト視点でいつもと違う山口を特に見てほしい1曲。
更に、リーダーのギターの音色が渋くて映えます。


 
・メンバー作詞作曲の本格化


昨日の記事内でもメンバーの曲制作への参入についても書きましたが、J-Stormに移籍してからは特にこの動きが顕著になります。


例えば、移籍後に発表したシングルでは14作中7作と、実に半分がメンバー(長瀬)作詞作曲の曲です。また、アルバム「17」についてはシングル曲以外の新曲は全てメンバー作詞作曲です。初回盤と通常盤で収録内容が異なりますが、トータルで8曲作成しています。
(農作物だけでなく、曲も自給自足体制に入りました)

 

 

作詞に関しては昨日の記事から触れているように、城島の作詞センスがずば抜けて素晴らしいです。
アルバム「17」収録の「自由な名の下に」は「じゅうなな」というアルバムのタイトルに「じゆうなな」が掛かっている、20周年ベストアルバム収録の「こころ」では「ハート」と「羽跡(はあと)」が掛かっているなど言葉遊びが巧みに使われていることが分かります。

 

その他、アルバム「17」に収録の「More」はTOKIOとしては初の全編英語詞の城島が書き上げるなど、様々な見どころが詰まっています。

 

また、作曲については長瀬が主導で曲制作を行っており、上がって来るデモテープはそのまま販売できるレベルのクオリティらしい(TOKIOメンバー談)。
2009年にはMTV Unpluggedに長瀬ソロとして出演。TOKIOの曲も演奏しているが、TOKIOとしては演奏されていないオリジナル曲も5曲披露するなど、「アーティスト」としての才能を発揮しています。

 

作詞にせよ、作曲にせよ、特定のメンバーに偏って行われているわけではなく、メンバー全員が曲を作り、詩を書いた曲が収録されているのがポイントだと思います。
「メンバーが作った曲だから無条件にアルバムに入れるというわけではなく、良い曲でなければ入れない」というようなニュアンスの内容をTOKIOメンバーが語っていたはずです。

彼らの音楽へのこだわり、真剣さが伝わるエピソードですね。

 

メンバー作詞作曲のおすすめ曲はこれ
リリック(2013年) 収録:46thシングル

 

20周年のファン投票にてシングル表題曲部門1位に輝いた曲。長瀬作詞作曲で、長瀬が主演したドラマ「泣くな、はらちゃん」の主題歌。
ストレートな歌詞が響き、長瀬のハイトーンボイスが突き刺さります。名曲です。


・ライブパフォーマンスの進化
 

 

たまに、「TOKIO」ってちゃんと楽器弾けるの?と聞かれることがあります。

ジャニーズだから、という色眼鏡で見られてしまうのは仕方ないですが、非常に悔しいです。もちろん、彼らは自分たちで演奏しています(そのためライブDVDをよく聴くとたまにミスがある)。


彼らの演奏は非常に上手いですが、特にJ-Stormに入ってからは更に技術に磨きがかかっているように感じます。

 

そんなTOKIOのライブですが、10周年ごろまでは、他のジャニーズのグループのようなステージ演出がよく見られました。メンバーがトロッコに乗って場内を廻ったり、会場後方に昇降タイプのステージが組まれるなど、楽器を持っているものの他のジャニーズと同様なセット配置がありました。

また、ライブ内でダンスパートを用意するなど、「歌って、弾けて、踊れる」を表現していたのかなと思います。

 

しかし、2006年にZeppツアーを行ったあたりからこの流れは一変します。トロッコも会場後方のステージは最近ではほぼありません。


日本武道館であれば、ステージ両翼が1階席と同等の高さまで上がっている程度で、これはジャニーズ以外のアーティストでもよくあるセット組みではないかと思います。
パッと見た印象は普通のロックバンドのステージではないでしょうか。

 

また、バンド色を前面に押し出した曲構成・演出となっており、2011年のPLUSツアー、2014年の20周年ツアーではメンバーのステージ入場がSEの再生ではなく自分達で演奏しながらステージに登場するという演出がなされました。

 

さらに、非常に残念なことDVDではカットされてしまいましたが、20周年ツアーのセットリスト中盤では長瀬と城島によるギターバトル(交互にソロ回しを行う)を作るなど、
バンドファン、ロックファンも楽しめる構成となりました。


2014年といえば、サマーソニックにジャニーズとしては初出場し、出演会場は入場規制になるほどの大盛況を収めたことも話題となりましたが、それが彼らに少なからず影響を与えていると思われます。

 

デビューから20年を経て、アイドルからバンドに脱皮した、大人のカッコよさがTOKIOの音楽を支えています。

 

ライブパフォーマンスはこれを見ろ!
LIVE DVD 「OVER/PLUS」(2011年)


2009年開催の「OVER 30's WORLD」ツアーの名古屋公演、2011年開催の「PLUS」ツアーの東京公演が収録。
初回限定盤には更に2008年の「SUGAR」の横浜公演も収録されている。
メンバー作詞作曲が多い「1718」ツアー、20周年の「HEART」ツアーも捨てがたいものの、2008年と2011年でかなりの変化があることを体感してもらいたいため敢えてこちらをお勧め。


 
まとめ

全部で4回に渡ってお送りしましたほしのり流TOKIO解説いかがでしたでしょうか?

あまり普段はこういう説明をすることがないので読んだ皆さまがどのような感想を持たれたかはわかりませんが、僕なりのTOKIOへの愛を文章にアウトプットしたつもりです。

 

現状は4人体制となり音楽活動は白紙状態ですが、いつの日かまた彼らのライブが見られることを心待ちにしています。

 

今回の記事作成で、男ですがやっぱりTOKIOが大好きだなって再確認しました。

今は待つことしかできませんが、また改めてデビュー当時のキャッチコピー「伊達に待たせたわけじゃない」を再び見せてくれるのがTOKIOだと思っています。

 

今後の彼らに変わらず期待し続けます。


4回にわたりお付き合い頂きましてありがとうございました。
それではまた次回のブログで。

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